「シュムシュ島四嶺山」

四嶺山の頂上に登った。
そこから再度ソ連軍が侵攻した岸と竹田浜を眺望、カメラのシャッターを何度も押す。
一眼レフも使った。
四嶺山山頂に立った。風は激しい。

一昔前の激戦地も静まり返って久しい。風の音だけがきこえる。

遺族の方々が走って目的地に行かれるのを心を痛めて眺めていたが、四嶺山から眼下に広がるパノラマで60年前に戦後3日経ってから3日間戦闘が続いたのを読んでいたから、戦いの場面を思い心が痛む。

時間が限られている為,約1時間半後にバスに乗り込む。
キャンプで降りて間食と飲み物で休む。
この時から雨が降ってきたが、ヘリコプターで片岡港へ。

片岡港では大雨になり艀を40分ぐらい待つ。寒くなった。
本当に船に戻れるのか不安も過ぎった。

艀は何度も波を被ったが、ロシア船は目の前だから艀に乗ってしまえばまったく不安はなかった。

占守島を訪れて先ずは目的の大半は無事に終えることができた、とみなさん思っただろう。何故かと言うと天気次第では1度も上陸できずに去ることもあり得ると聞かされていたからだ。

明日も明後日も占守島に上陸し各地を巡る予定になっている。



夕食はビフテキだった。筋が多い。僕には慣れたものだが...

明日も早いのでメモはこれで終わりとする。

夕食は宮城県のTさんと埼玉県のHさんと同席。
Hさんは世界のことにも通じていて、今晩はキューバスカルノについて話しておられた。とても興味がある。
有機栽培の開発を指令して成功,食糧難を短期に克服した話は興味深かった。

OさんとOさんが拾ってきた戦車の砲塔の縁と機関銃の薬莢を撮影した。
Oさんは戦車に乗っていた人。