2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「開校式」

ヨゼフが独断で進めたモラヴィア学院も無事に設立して明日は開校式の段となった。はじめは大きな名門大学のあるオロモウツで今更新しく学校を作っても成功しないだろう,生徒は集まらないだろうと親類も町の人々も予想していた。所が,設立して始まってみる…

「ポーク・カレーライス」

週末わが友ヨゼフは体調をくずしていた。 友達の家で脂っこい料理を食べて胃が痛むというので,レストランの厨房に入ってカレーソースを作った。レストランだから食材はなんでもある。ブイヨンもいい。ご飯は部屋で炊いた。6人分を作ってレストランの人々に…

「写真」

少し前の全国紙に「新聞が選ぶ写真コンテスト」の結果が出ていた。 右下の写真は「芸術部門」の第二位。 僕もいい写真だと思う。その上の写真は「キャノン賞」の一枚。

「中国の反日感情」

仕事で中国・上海に駐在している友達からショッキングなemailが届いた。 尊敬する彼のemail内容の1部:<瀋陽は溥儀の住んでいた故宮を見るのが目的で訪れたのですが、一番印象に残ったのが九・十八博物館でした。中国の愛国精神を養う場としてまた反日意識…

「バスガイド」

ガイドさんは私の知るこちら旅行代理店の企画では会社の専属の人でなくパートタイマーだがどうも今回の女性は,専門としては通訳ではなかろうかと思った。ぜんぜんツアー客のことを気にとめず,さっささっさと歩く。だから,お客は写真を撮っては急いでその…

「クラコフ」

クラコフはむかしポーランドの首都で繁栄を極めたところ。 ガイドさんは時間がないというのでせっせと歩くので写真をとる暇もないほどだった。 ほんの少しお城だとか建物の説明をするだけで,とにかく急いでいた。 だからみなガイドさんから離れて自分たちで…

「オロモウツ市からバス日帰旅行」

昨日の日帰りバスツアーは,思惑が外れた。国境の町からガイドがバスに乗り込んできた。 アウシュビッツでびっくりしたが,このガイドさんはアウシュビッツの(当然ポーランド人の)ガイドの通訳をするのだった。つまりガイドとはいへ,自らは何も説明しなか…

「アウシュビッツへ日帰旅行」

28日チェコ東部からポーランドのクラコフ(むかしのポーランド首都)へバス旅行を体験した。1918年10月28日はチェコの第一共和国が生まれた日で10月28日は祭日となっている。クラコフの近くにあるのがかの悪名高きアウシュビッツ。 ナチが4年…

「永世中立国」

オーストリアは永世中立国だ。 50年前に中立国となった。その記念日で祭日だから,ウイーンのメインストリートから国会議事堂あたり,観光地区はどこも人出で大混雑した。 自由時間になり,軍隊のパレードを待ちきれず,昨年探していたフィッシュ・マーケ…

「ガイドと通訳」

チェコ人の団体旅行だからガイドはチェコ語で喋る。 ガイドは前回は大学の先生がアルバイトしていたが,今回のガイドはオロモウツ放送局に勤める人がやはりアルバイトで働いていた。 田舎の旅行代理店では英語でどこでもおそらく困るだろう。だが,ガイドは…

「ウイーンへ日帰り旅行」

チェコ オロモウツの旅行代理店が企画する旅行はずいぶんと安い。 ウイーン日帰りは,ちょうど1年前は460Kcだったのに今年は420Kcに下がっていた。昨年は妻を見送りに行くときに利用したので,妻を飛行場で見送ってから1人でウイーンを少し観光した。…

「旅行代理店」

私が宿泊しているホテルには旅行代理店が二店事務所を構えている。気分転換にウイーンまでのバス旅行を予約した。420Kc(2000円程度)。 ついでに他のプログラムをチェックしたらポーランド・クラコフの日帰りツアーがある。 これは600Kcでとても…

「オロモウツ・パンフ」

一応パンフレットの案が出来上がったので,印刷会社を決めて交渉に入ろうとヨゼフたちと相談した。 文章はぜんぶ日本語だからだれも分からないが写真をたくさん挿入してあるので,口頭で説明すれば分かってくれた。 オロモウツ県は国が補助してくれる観光業…

「テレジン」

テレジンにも言及した。ドイツのドレスデンでも東京大空襲みたいのがあって,米軍・英軍は絨毯爆撃で8万人を殺した,という歴史的犠牲も話題になった。

「クリル」

ロシア語でもチェコ語でも千島はクリルという。 友達は私が最近ロシアに戦没者参拝に行ったことを知っているから、食事の最後の方でとても興味深く聞くのだった。椅子を寄せて膝を乗り出して耳を傾けて私の話に聞き入った。 ロシアはどうだったか、シベリア…

「カレーライス」

中華料理のなかで、焼きそばが人気だ。日本人の私にとっては、これ程粗末な焼きそばでもこちらの人には美味しいのか〜と驚く代物だ。 それと、カレーライスもとても人気がある。 このカレーライスも日本人の私にとり、こんなのが美味いという人がいるのかと…

「食文化」

文化を論ずるのに食文化というカテゴリーがある。 今日試食したフォンドュの評価は友達のオーストリア人にしてもらおうと思う。来週誘うことに決めている。内陸の国家では魚料理があっても川魚が主体で、私にはそれ程美味しいとは思えない。中国だって魚はみ…

「フォンドュ」

私の事務机がおいてある部屋の人たちをフォンドュに誘った。風邪を引いていてこれない男女がいたが6名ほどレストランにやって来てくれた。 噂に聞いたことはあっても実際にそれを経験した人はいないから興味があるようだった。私はチェコでフォンドュという…

「フォンドュ」

チェコは発展途上で,食事もはっきり言って貧相なものだ。 観光者がレストランで食事するのとまるきり異なり一般の家庭ではほとんど料理というものを作らない。 それは夫婦とも働くという伝統があるので,ある程度中国と似ている。 中国と異なるのは,数え切…

「オロモウツ市」

オロモウツ市は欧州各国及び米国ケンタッキー州の1都市と姉妹都市となっている。その関係もあってケンタッキーのその都市の関係者は頻繁にオロモウツにやって来る。 ヨゼフもオロモウツ県の実業家の代表として米国人と話す機会がある。 そして,最近ヨゼフ…

「姉妹都市」

今私が滞在しているオロモウツ市はどこか日本の都市か東京のどこかの区と姉妹都市となるか時々交流する関係を結んで欲しいと思う。

「文化交流」

姉妹都市というのが大いに流行った時代があった。 私もかなり関わることになったが,米国駐在のときオハイオ州のセントメアリーズ市に住んでいた。 その人口8000の町は淡路島の北淡町と姉妹都市を結んでいた。

「レトロなトラム」

チェコを初めて訪問したのは昔のことで1968年の暮れだった。 1969年と1970年にも休みを利用して遊びにでかけた。 チェコ人の友達の家に泊めてもらい遊んだのだが、トラムによく乗った記憶がある。1930年製造のトラムがオロモウツ市に保管し…

「サハリン(シュムシュ島)慰霊巡拝」

二週間のその旅は1ヶ月前に終えたが、いまでも頭に余韻が残っている。 元空軍の方で最近、「靖国神社に異議あり」という一冊を書いた人がおられた。

「靖国神社」

チェコの全国紙ドゥネスに写真が載っている。小泉首相の靖国神社参拝の一枚と中国の抗議でもの写真だ。 前日のTVでもこのニュースが流れていた。 ドゥネスに日本関連のニュースが報道されるのは頻繁ではなく、むしろ中国の記事の方が多い。 それは、以前は同…

「ドル・コイン」

土産店にはペルンシュテイン家が使ったコインのレプリカを売っている。 チェコのコインというのは欧州でも先駆けなのだろうかドルという通貨の名称は チェココインに由来している。 まだチェコの銀行が存在していたとき(現在はどの銀行にも外国資本が入った…

「30年戦争」

30年戦争の1645年スエーデン軍に取り囲まれて戦ったが、このお城は陥落しなかった、と言うのが誇りとなっている。 大砲の弾跡が残っているが、写真には撮れていなかった。あまりにも有名なお城なのだが、交通の便が悪いのが影響しているのだろうか、週…

「モラヴィア」15-16世紀にはモラヴィアの超名門貴族ペルンシュテイン家が長らく保有したが、かの廃城として有名なヘルフシュテイン城の持ち主でもあった。

ペルンシュテイン家の紋章は野牛ズブルの頭を描いたもの。プシェロフ市の紋章もズブルを描いているし、プシェロフ市にあるビールメーカーのロゴもズブルの頭。ほんの少し書いただけだがそれ程、ペルンシュケイン家は至る所に城を持ちモラヴィアに力をもって…

「名城」すばらしい名城があると聞いていたが、

山懐の深いところにひっそりと聳えているため交通の手段がない自分には行ってみる機会を得るのを長らく待っていた。この城の伝説はすでに口コミに投稿している。 その城の名前はペルンシュテイン、13世紀半ばに建設され小さな砦として登場した。その後30…

「旅行」ペルンシュテイン城