お礼のEMAIL

礼文
フォンドュの忘年会にお招きした才女からお礼のEMAILが届いた。
文才豊かな人を羨ましくなる訳だが,彼女のEMAIL内容は下記のようだった:

昨晩は大変ご馳走になりました。メインのオイル・フォンデューからサラダ、ショウガのピクルス、各種ソースに至るまで、全部美味しかったです。
準備をするのに三日三晩かかりそうなゴージャスな晩餐会でした。今でも、あの肉の山が目に焼き付いて、「ああ、もっと胃袋が大きければなあ」と思ってしまうあたりが、食い意地の張っている証拠です。

前半のワインも後半のピンガも実によかったですね。我々は”田舎娘”というカクテルをいただいたようです;
http://www.l5-jp.com/pinga/what_pinga.html

長居をして失礼致しました。ハプスブルグ風の天井 ・・・ 日本の住宅で、ああいう重厚で品の良い壁紙はみたことがありません ・・・ の下で、会話や食事を堪能していたら、あっという間に7時間も経ってしまいました。
私は特等席に座っていたので、とてもリラックスでき、快適でした。それに、私の体力からいくと、あと2〜3日はあのまま飲食いを続けることが可能ですが、御家は念入りな準備でお疲れだと思い、夜中にバタバタと帰宅し、失礼致しました。

環八に出る前にタクシーをつかまえ、道も空いていたのであっという間に家に着きました。それから軽く台所の掃除をして、来週のフラマン語の仕事の件でヨーロッパに電話をして、録画しておいたチャングムの再放送をみていたら、空か明るくなってきました。
暫らく横になってから会社に向かいました。

身体に良さそうなものを沢山いただき気分爽快だったおかげで、いつも以上に体調がよく、仕事がどんどん捗りました。
時々、肉の山を思い出しながら、頑張って働きました。今晩は自分でもオイル・フォンデューをしてみようと思います。そろそろ仕事を切り上げて、食材を買いに走らねば。

素晴らしい忘年会でした。どうも有難うございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

「女傑」
ビール,ワイン,ピンガを飲み食事を続け話が尽きない7時間だったが,若い二人の才女はまさに女傑だ。
部屋の時計の乾電池を新しいものに交換していたが時間をあわせるのを忘れていた。それでいつまで経っても,まだ電車の最終便に間に合うと油断していたから,妻が時計が4時間も遅れていたのに気がついたときは遅かったという次第だ。

「文才」
彼女の文章を読むと気分が大きくなる。
提供した食事は豪華で,我が家の天井は高く聳えている,そして高価な壁紙が燦然と輝いているように思えるから不思議だ。

「小説」
自分の歴史小説を書いてみたいと思うときがある。
彼女に書いてもらいたい。きっと,こうなるだろう:

彼は背が高くて美男,困難に敢然と立ち向かうし繊細な心配りは女性達をコロリと参らせてしまう。
彼の人生は波瀾万丈だった....