構造疑惑などを考えてみる

ほとんどの人にとり家を造るというのは一生で最も高価な買い物だろう。それが予測される規模の地震に耐えられない構造のマンションなど購入してしまった人はじつに気の毒だ。生涯その不運は家計の足を引っ張るだろう。
阪神淡路大震災発生後 淡路島の震源地を見学に行った。また頻繁に神戸に足を運んだ。
いまでも後遺症に苦しむもの,家の建て替えで負担を背負った方々が多い。人生の幸不幸を決めるような大事件だ。
偽りの構造を見抜けなかったのは結局は間違いなく国の責任だろうと思う。小さい政府という考え方は危険を伴う分野が多いだろう。食料管理や防衛など。
食糧管理などは米国を見習うべきだ。10年前の牛肉処理工場の検査官の怠慢で不衛生な工場から出荷されたハンバーガーを食べて病気になり死亡したニュースは米国では大問題になった。
公務員(特に検査に関わる)を減らすと言う考え方は見直すべきだろう。

米国牛肉については厄介な問題だ。米国人の思考と仕事をどこまで信用できるのか,という大問題があるからだ。恐喝に屈して米国産牛肉を輸入する場合には責任を明確に得ることが大切だ。その場合当然責任逃れを考えた責任記述を提示するだろうから国民に読ませて評価を受ける必要がある。それが国民を守る政府の言動だろう。

防衛についても米国の傘にいるから厄介な問題だ。日本の国税を米国にいつまでもふんだくられるだろう。あの手この手で揺すぶられ恐喝されふんだくられるだろう。