「サハリンへ出航」

ロシア船イーガリ号とかもめ


ヒルトン小樽での朝食はバイキング方式,食事はよかった。
和食も洋食もあり盛りだくさん、和洋混合で腹一杯食べる。

乗船すると昼食がとれそうもないが、出航してすぐに時間変更線を通過する事情で
まもなく夕食になるそうだが、昨夜もしもの為にパンを仕入れておいた。

1時15分ホテルから港にバスで移動、本船には2時に乗船した。
予定より遅れて出航。
が、順調に船旅が始まる。

傭船イーガリ・ファルフジーノフ号について:
25年前後前のポーランド製造 4,575トン/旅客定員150名
サハリン・クリル社所有

30分北上して二時間の時差との放送があって、時計の針を二時間進めるが、
まだ北海道の沖。

デジタル・ビデオ・カメラを操作。取説を読みながら機能を学ぶ。時間はたっぷりとある。
この旅にはその他デジタル・カメラと一眼レフを持ち込んでいる。


出航して5時間半経った頃夕方7時半には汽笛が鳴り黙祷する。
北海道沖で戦死した人の御霊に祈った。
その辺りで日本の船が米国軍に沈められたとか。
遺族は船にはいなかったと思う。

夕食は6時。
船酔いの方が多くいて、食事をされたのは半数ぐらいだった。
最初の食事だからかなかなか気を使ったもので、ご飯と野菜、パンと乳製品そして果物も多かった。


久しぶりの船旅に興奮して寝付けず、持ち込んだカメラの取説や千島関連の本を読む。