「合同慰霊」

合同慰霊の挙行

パラムシルは高い山が多いが、占守島は台形をしていて平原ばかりだ。
投錨している我らの本船は錨を中心にゆっくり回転し続けるが、今ではどちらの島か見分けるのは簡単になった。
高い山があればパラムシル島で平原ばかりの島はシュムシュ島というわけだ。
緯度でいうと北の方が占守島で南の島がパラムシル島なのだ。

比較的早くタグボートがやってきて8時半頃には本船を離れてパラムシル島に行く。
柏原港からバスで柏原飛行場に。15分程度。
飛行場といっても設備があるわけでなくて少し場所が広くなっているだけだ。

そこで占守島のベースキャンプに飛ぶ予定だったが、いつもの通り予定が変わって(天候の理由で)占守島の片岡飛行場に飛行した。
この時はヘリコプターでビデオを撮影し続けることができた。シュムシュ島は琵琶湖の半分の面積らしいがヘリコプターは低空飛行なので島を一望することはなかった。
乗り込んでいたロシア人女性はだめだと言ったから隠し撮りだった。