「フォンドュ」

チェコは発展途上で,食事もはっきり言って貧相なものだ。
観光者がレストランで食事するのとまるきり異なり一般の家庭ではほとんど料理というものを作らない。
それは夫婦とも働くという伝統があるので,ある程度中国と似ている。
中国と異なるのは,数え切れないほど食堂があり競争が激しくて,その結果食堂で食べるほうが家庭料理よりも安上がりだという背景があると思うが,チェコは違う。

夫婦で働くのに,今まではそれ程外で食べなかった。だから家庭では本当に簡単に食べるのが一般的だった。

今では食材は何でもあり,何でも売っているという感じになった。が,まだどのように新しい食材を料理するのか知られていない。

さて,行きつけのレストランにフォンドュという料理が加わった。
それで自分もチェコ風になるとどのようなフォンドュになるのか興味があるので,いつも世話になっている若い人を誘って食べてみることにした。

フォンドュという料理を知らないから皆興味深々だ。

ドイツ系オーストリア人にもフォンドュがあると知らせたら,やはりそれは面白い是非食べてみよう,という事になった。

今晩の「フォンドュ」が楽しみ〜