司馬遼太郎著を読んだ。

二度目の通読だったが今回はオランダが台湾に進出した時代の説明がとても新鮮で為になった。それはオランダがスペインから独立してすぐに大発展を遂げたが,海に活路を見いだした人々,干拓・農業に従事した人たちが多かっただろうが,私は雇兵として欧州の宗教戦争で活躍した人たちがいたのを知っている,今ではオランダ人の血筋の人々が各国に生存している。その末路の一人が私のビール呑友達のヤロさんなのだ。

オランダの栄光の絵画時代は,欧州の美術博物館ではよく理解できることだ。チェコオロモウツの美術博物館にはオランダ人のオリジナル絵画がたくさん展示されている。その博物館には六枚ぐらい浮世絵も展示されていて日本美術が欧州美術界に影響を与えた説明が書いてある。