2006-01-01から1年間の記事一覧

6月17日

土曜日の今日早朝,わがご婦人方はハンガリーは憧れの地ブダペストへ一泊旅行に出発した。前夜ホテルのレストランに頼んでいた朝食ボックスを携えて地元の旅行代理店が企画したチェコ人向けのツアーに参加したのだった。ホテル脇の大通りに停車する観光バス…

6月16日その3

*パヴリーナ 今日は楽しい「パヴリーナ祭」だ。そしてこのお祭りのもっとも盛り上がる時間に間にあった。陽気なハナーの民族音楽が流れている。 のどが渇いたよ 飲屋さんに行こう ビールとワインをたくさん飲もう ラズベリーみたいに顔が赤くなるよ 楽器を持…

fksa流チェコの旅

バロック

バロックの特徴は太った天使の像や絵画が多くちりばめられていること,絵画や像の人物は上を向いていたり手を突き出したり力を誇示したりしていて,たいていは彩色豊で,左右がバラバラになっていて強烈に目に訴えるという動的な印象を与えるように製作され…

6月16日その2

*聖なるコペチェックの丘 オロモウツのバス停留所から20分ぐらいで終点コペチェック動物園に着くが、そのひとつ手前のコペチェック・バジリカというのが聖コペチェック教会に近いと確認してからバスに乗り込んだ。鉄道レールの下をくぐりしばらく走ると右…

6月16日その1

一時間トラムを借り切ってオロモウツを巡る手配をしていたから,懐かしのロマンチック・トラムに乗り込むために所定の場所にでかけた。歩いても近いが,わがご婦人方に遅れが生じると困るので国鉄駅前のターミナルから真新しいトラムバイ(市電をチェコ語で…

6月15日その2

*巡礼教会 次はホスティーンの丘の聖母マリア教会という巡礼教会を訪れる。 今回はバスで移動するが,オロモウツからホスティーンに電車で行く場合だと先ずホリーン駅まで電車で南下し、そこからローカル鉄道(ディーゼル機関車)でのんびりと東のビスチツェ…

6月15日その1 

朝食はビュッフェ方式で好きなものをいくらたべてもかまわない。いろんな種類のチーズとハム,生野菜,コーンフレーク,ソーセージ,半熟卵,スクランブルエッグ,パン,ヨーグルト,果物,そして最後にコーヒーや紅茶。シグマホテルの朝食は非常に美味しい…

fksa流チェコの旅

6月14日その3 

*聖モジツ教会 モジツ教会の司祭シンドレルさんは高名なパイプオルガン演奏者でもありオロモウツ歴史の生字引的存在でもある。4時の約束がほとんど一時間も遅れて到着したがシンドレルさんは快く出迎えて下さった。 彼は演奏の前にオロモウツの見所を説明し…

スタレー・イーチンの城跡

近くにあって自動車ならば1時間以内に行くことができる,うら寂しくもこれぞ廃城という石柱だけがたくさん残り荒れ放題になっている城跡がスタレー・イーチンにある。欧州には古代ローマ人が建設していまは荒れ放題になっているといった建築物が名の知れな…

チェコの明治村

案内している日本女性の団体は日本の「明治村」に似ているとして,このロジュノフをチェコの「明治村」として記憶された。 べつに目立ちはしないが墓場がある。半分はカトリック教徒の墓で,残りの半分はプロテスタントの墓石が並べられている。ヘルシンキ・…

ロジュノフ

予定よりも時間をくってしまったので次の訪問地であるロジュノフという大自然公園に向かう。田舎道はでこぼこしているが交通信号もないしまわりの景色は色とりどりの花が咲いて牧歌的だった。ケシの花が多い。ミニバスが進む方向にはベスキディー山系がうっ…

6月14日その2 

シュトゥラムベルクのお城の搭は筒

シュトゥラムベルクの城跡では休憩するまもなくタワーに上った。この天空にそびえ立つタワーは「筒」という愛称がある。「筒」最上階からながめる山間の景色はなかなかいい。スロバキアとの国境はどこも山がちだがシュトゥラムベルク周辺もまた山がつながる…

ウシという名物お菓子

広場のお店をのぞく。シュトゥラムベルクの名物は,チェコ語で「ウシ」というお菓子だ。「ウシ」は耳という意味で,むかしモンゴールのタタール軍が攻め入ったときこちらの武士を殺して耳を戦勝の証として持ち帰ったが、後年人の耳を形にした煎餅がこのシュ…

ブリアン

旅の記録に戻ろう。「ブリアン博物館」ではかれの作品の展示はもちろんのこと,親友であった映画監督のカレル・ゼマンとの友好関係やゼマンとフランス人作家との共同作品などについて知ることができる。日本では「前世紀探訪」の映画監督の方が知られている…

化石が語る太古の地球

この分厚い一冊「化石がかたる太古の地球」を欲しいと思って,プラハ郊外でブリアンの孫に会ったときにどこで購入できますかと尋ねたことがあった。彼も知らなかった。その本は日本で調べたところ要約して単行本として販売されたようである: 著者: ボジボ…

聖人フローリアン

フローリアンはイタリアの伝説で、軍人であったが火事の消化にことさら熱心であった。むかしは火事は日本と同じくどこでも頻繁にあったから、火事の消火は大変重要な仕事だった。いつしかフローリアンは消防の聖人として崇められるようになった。水をためた…

ズデニェック・ブリアン

ブリアンとゼマンの活躍した時代は、「チェコスロヴァキア」として独立した自由な時代から始まって社会主義国にどっぷりと浸かってしまった時代に重なった。自由な時代にはおおらかでダイナミックな作風が薫る作品をのこし、社会主義で表現の規制をつよくう…

シプカ洞窟

シプカという国の自然公園には洞窟がある。見上げるような大きな公園の門をくぐってからシプカの丘を登る途中、右前方に美しい光景が広がり写真を撮りたくなる。低い丘が広がり民家が密集しているがその向こうの丘の上にたかい筒のようなタワーがそびえてい…

シュトゥラムベルク

9時には手配したとおり14人乗りのミニバスがホテル脇に到着した。わたしたちは誰も元気いっぱい、心おどろかせながら運転手に挨拶して乗り込んだ。14人乗りのミニバスは快適に東に走る。昨日の長旅の疲れを感じさせないみなさんは異国の風情があふれる…

6月14日その1 シュトゥラムベルク

朝7時過ぎにホテルのレストランで朝食。10名の女性達は見知らぬ土地に一泊して、いざこれから見聞を広げるぞと意気込む方、のんびりとして団体についていくのが一番かしこいと決めているもの、そしてみな誰でもが大きな期待をもって今日はどこに連れてい…

http://www.geocities.jp/fujimotoksa/olomouc オロモウツ 旅行記ランキング 参加中

6月13日 妻と妻の友達グループとともにチェコ旅行へ出発

成田空港からモスクワ経由でプラハに到着。 事前にチャーターしてあった二台のミニバスでチェコ東部のオロモウツにたどり着くまでのあいだ,妻の友達ではじめて知り合った女性達の話しのなかから、経由地モスクワ空港できいたツアーへのあらたな要望を思い出…

fksa流チェコの旅

たまに気分を変えたくなって海外を歩きたくなるのは多くの方が思いめぐらすリフレッシュのひとつの方法として定着している。2006年6月13日に出発する決定をした。

テレビ東京の「カンブリア宮殿」

村上龍氏が職人気質の岡野さんとのライブトークでぎこちなかったのは,僕にとっては新鮮でさわやかに映った。技術とはまったく別な世界に生きてこられた氏が上手な聞き手になったり話し手になる方が妙に映ったのではなかろうか。 明日8日の「カンブリア宮殿…

「零細企業」

「零細企業」の響きを考えてみた。岡野さんのように大変優秀な方が日々寝食を忘れて技術開発され成功されているが,岡野さんの経営されている会社規模が小さいからといって,「零細」というのは適切な表現でないような気がした。優良な小規模企業であって,…

朝日新聞の「仕事力」

村上龍氏が「人生をかえるのは仕事」という題で書いているが「寝食を忘れる」という大原則について次のように説明されている: 先日「カンブリア宮殿」という私のテレビ番組で,金属加工会社,岡野工業(株)の代表社員の岡野雅行さんに会いました。日本が世界…